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春は海から

river

釣れぬ。


3/17(土)。最近、歳のせいか、前夜どんなに呑んでも7時には目覚める。起きて洗濯、掃除してハラ減ったのでメシ。近所にOpenしたこの店に行ったが、まだやってない。フライングだったわ。で、こことか行くが、まだやってない。11時だぞ。仕事しろ。昼食難民の様相を呈してきたが、ようやくここでありつける。

喜多山

なんか、黄色い食い物んだ。旨くも不味くもない。
さて、釣りなのだが、先々週行った時は、「川どこ?」って位渇水してたのに、今日は、どの川もどど増水。富山の川ってどうして、こうOnとOffしかないのか。中庸と云うもんがない。ダムが無く、年間安定した水位を誇るA川も茶々濁々。徒に走り周っても無駄と思い、スマホで県内河川の水位をチェック。合わせて、ライブカメラで水色判定。大量のLiveな情報と過去の実績から、優秀なCPUがanalyzeしたのが冒頭の川。増水もしてないし、濁ってもいない。

ここで、またまた回想モード。7年前。オヤジが癌で入院した。既にもう手遅れだった。延命措置も本人が拒んだので、強烈な抗癌剤に苦しむこともなく、平穏に入院生活を送っていた。「もって、3ヶ月です。」と宣告されていたが。
オヤジは典型的な昭和の日本人だった。余命が短いということに、特に取り乱すこともなく、お袋と淡々と過ごしていた。いつもの様に、仕事帰りに見舞いに行くと、神通川が見渡せる特等室に居るオヤジは言った。「毎朝ココから観てると、桜鱒釣ってるヤツが居る。こないだ、一抱えもある銀色の桜鱒が上がるの見たんじゃ。」と言った。死期が近づいても釣欲は、未練があるのか。多分、オヤジも桜鱒は釣ったことがない。

次の週末、僕は冒頭写真の場所に向かった。流石に此処では桜鱒は釣れない。だが、自分の記憶と実績からして、大きな鱒が釣れるのは此処だ。大仰なシーバス用のロッドと、どでかいプラグをぶん投げてズンズン釣った。ビーフリーズのイワシカラーをぶっ飛ばした時、雷鳴が轟いた。慌てず、淡々と取り込んで写真に収めた。50cmの虹鱒だった。

翌日の夕方、ソイツの写真をノートパソコンに取り込んで病院に向かった。オヤジは黄昏色の中で、ぼんやりと漂っていた。
「昨日釣れたんだ。」とノーパソの鱒を見せる。隣で覗き込んでいた看護婦さんが、「お父さん、早く元気になってこんなん釣らんにゃー。」と言っている。オヤジは最初驚いていたが、ゆっくりと笑を浮かべた。

翌週の雨の日。オヤジは夢見るようなツラして死んだ。
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